ゴミ百科事典(リサイクル関係の用語集)

公開日 2013年04月27日

R

RDF

(Refuse Derived Fuel)-ごみ固形燃料
ごみに含まれる厨芥・紙・プラスチック等を乾燥・粉砕して石灰等を混ぜ、クレヨン状に成形化工し、固形燃料とする再資源化技術です。

エコセメント

ごみ焼却灰等に、石灰石、粘土、石こうなどを補充して成分を調整したのち、約1,400℃で焼成してつくられるセメントです。高温で処理されるため、ダイオキシン類が分解されるという効果もあります。
※エコロジーとセメントを合わせた新しい合成語。

エコマーク

1989年から環境庁の指導のもとで(財)日本環境協会が認定する環境保全に役立つ商品に表示される「ちきゅうにやさしい」が共通テーマで、消費者の選択を助けるための指標です。

家電リサイクル法

特定家庭用機器再商品化法(家電リサイクル法)は、平成13年4月1日より本格的に施行されました。これは、家庭から排出される特定の家電製品を製造業者等が再商品化して、有用な部品や材料を有効利用する法律です。また、対象となる家電製品は、エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機となっています。

カレット

破砕(割れた)されたガラスのことです。ガラスビンの原料のほか、道路舗装材や断熱材、人工大理石などの用途があります。

ケミカルリサイクル

プラスチックのリサイクル方法のうち油化、ガス化、高炉還元を示します。

サーマルリサイクル

廃棄物を燃料として利用し、発生するエネルギーを発電や温水供給の熱源として回収することです。

マテリアルリサイクル

廃棄物を再利用するリサイクル技術で、プラスチックを溶かして原材料に戻し、他のプラスチック製品を作ります。

有価物

搬入されたごみや資源物の中から、選別・加工をし、リサイクル企業へ売り払うことが可能な物。当組合では、アルミ・鉄等、8品目です。

容器包装 リサイクル法

容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律(容器包装リサイクル法)は、平成12年4月1日より本格的に施行されました。この法律は、家庭から一般廃棄物として排出される容器包装廃棄物のリサイクルシステムを確立するため、「消費者が分別排出」し、「市町村が分別収集」し、「特定事業者が再商品化(リサイクル)」するという各々の役割分担を規定するもので、ごみの減量と再生資源の利用を図り、生活環境の保全等に寄与することを目的としています。
容器包装リサイクル法の対象となる容器包装は、以下のとおりです。

リサイクル法容器包装図

※ただし、アルミ缶・スチール缶・紙パック(アルミ使用を除く)・段ボールについては、特定事業者が再商品化義務を負わない容器包装物となっています。詳細は財団法人日本容器包装リサイクル協会のホームページをご参照ください。

リターナブルビン

洗って繰り返し使用できるビンです。また、ビールビンや一升ビンのように販売店で引き取ってもらえるビンです。

ワンウエイビン

再使用できないビンです。これらのビンは、回収された後、色分別と破砕処理(カレット)されて再びビンなどの原料となります。